「これは物語でなく伝記である」

挿絵 諸記 呟き 活動

※改装中
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「かみさまはいつも、自分自身の姿で現れるんだって」
「自分自身の姿?」
「うん。それで鏡の中に現れるんだ」

連作『さざんか』第一巻 みかみの子

かみさまを名告る少年と、
死者への後悔を募らせ生きる作家記者の回顧録

「いいことも、悪いことも、ちゃんと予知できたのか、試したいんだ」

連作『さざんか』第二巻 予知を確かめて

死に向かう青年と、死を待ち望む作家記者の回顧録

「まだ、そこに居るか」

連作『さざんか』第三巻 性命

死にゆく者と、生き続ける者の回顧録

「『さざんか』を探してるんです。彼の幻の遺作であると聞きました」

連作『さざんか』最終巻 うまれかわる者たちへ

※ 2023年制作中

「そろそろ解放されたいんだよ。わかるだろ?」

「白い蛇の夢さ。身体中を食い破られるんだ」

ふゆざれの形見ぐさ

千年生きた少年と死を待ち望む男の邂逅
『千年目の慈悲』

身内を獏に殺された恨みを晴らすため、
命よりも重い誇りを手放す『光明道の暈』

二編収録短編集

「ぼくのぶんまで泣いて、笑ってくれてありがとう」

しでのたまきに・にむふむのこと

死者の血汐が赤い海になると言うのなら、
現世はまさしく仮の宿だろう。
それでもきみはこの世に生きた、
ぼくの大切なともだちだった……

世に殺された「ともだち」と、
彼を掬うため夢のあわいを彷徨う獏の道行き。

「きみが一番自由で、さいわいに見えたのは、
外の、ひなたの下だって、ぼくは知っていたのに」

記聞
伝記作家
問答と聞書、絵と言葉により、
『宇凪原』と呼ばれる世界で暮らす”彼ら”の
夢と死に生き、世過ぎと祈りを記録する

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